6/22 日曜日
朝4:30に起きてしまいました。外を見ると雨は降っていなさそうです。潮が満ちていて、海に面した露天風呂に波がかかっています。日の出から入浴可能なのですが、高波にさらわれる危険もありそうに見えたので、さすがに入浴は無理かと思われました。しかし、すでに入浴している人がいたので、とりあえず入浴することにしました。昨日の夕方に入った時よりずっとお湯の温度が高いです。注ぎ口から出るお湯の量が明らかに昨日より多いので、そのためだとわかりました。これが自然のものなのか、ホテルの人が調節しているのかわわかりませんが。朝から日本海を眺めながら温泉に浸かるとか、最高です。ずっと入っていられそうです。しかし、雨が徐々に降ってきたので切り上げて、室内の温泉に入り直しました。
朝食を終えて、十二湖探索のため雨対策をして、チェックアウトし8:30にはチェックアウトしました。しかしここで大きなミスをおかしてしまいます。9:08発とばかり思っていたのですが、ホテルの前の停留所は不老ふ死温泉なので、9:00発だったのです。9:03には大雨の中、外で待っていたのですが、9:15過ぎてもバスが来ないので確認したら定刻通り出てしまったと言うことでした。ホテルから外を気にしていたのですが、ちょうどその頃アメリカがイランを攻撃したと言う速報があり、テレビに注意がいってしまっていたのかもしれません。次のバスは10時で1時間後であり、それだと14時まで大雨の中十二湖にいないといけなくなります。タクシーだと5000円以上するそうですし、そもそもタクシーがいません。かなりショックでしたが、十二湖の探索は諦めて帰ることにしました。幸いすぐに秋田に向かう電車がありましたし、そもそも梅雨の大雨の中白神山地を歩くこと自体が無謀すぎました。7時には長野に帰ることができるので、秋田で2時間過ごすことにしました。きりたんぽを食べてお土産を買っていればすぐだと思い、ショックが幾分和らぎました。ローカル電車で東能代まで行き、長野までの切符を一気に買って、特急で秋田駅に行きます。

秋田は予想通り、山形と似ています。駅は綺麗ですが、人口減による衰退感は否めません。お昼はきりたんぽと決めていたので、予約なしでも2軒目の駅ビル内のお店にはいれました。きりたんぽは煮込むまで10分待ち時間がありました。お味は美味しかったです。お土産をゆっくり選んでも30分以上あったのですが、こまちに早く乗車できたので助かりました。こまちでは車窓からの景色を楽しむ間も無く寝てしまました。こまちはつばさと同じで在来線を走るミニ新幹線で、盛岡に接続します。そこからはあっという間でした。
今回の旅行は初の青森県、秋田県であり、世界遺産を2つも回ることができました。三内丸山遺跡も白神山地もどちらも素晴らしかったですし、青森県はご飯が美味しいし見どころが多くて温泉もあり、非常に良いところだと思いました。今回は十二湖の散策ができなかったですし、桜の時期の弘前城も見てみたいです。また、十和田湖や奥入瀬渓谷など今回行けなかった名所がまだまだあります。ぜひまた来たいと思いました。新幹線だと意外と近いです。これで46都道府県に行きましたが、青森県はトップクラスに良いところでした。
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