知床旅行 3日目

学会旅行記

知床最終日です。お昼食べたら知床を出発し、13:30にはレンタカーを返して飛行機に乗らないといけません。

朝から天気は悪く雨が降っていました。しかし、風は昨日ほど強くはなく、もしかしたら遊覧船が出るのではないかとホームページを何度もチェックします。すると、ヒグマが高確率で見られるというルシャ湾コースは中止と出ていました。残念です。ヒグマ見たかったです。しかし、それでも大型遊覧船でカムイワッカの滝まで行くコースは、風が強くならなければ出港予定となっていました。もうこの際遊覧船に乗れるのであれば何でもよいです。中止にならないことを祈りつつ、防寒対策で厚着してオフィスに行きました。同じように当日申し込みで遊覧船の乗船券を買う方が数人いました。とりあえず知床で遊覧船観光ができることにほっとしました。雨の中遊覧船乗り場まで歩き、遊覧船に乗り込みました。

遊覧船の中は空いていて、自由に動きたい放題です。行きは右側、帰りは左側の席がよいのですが、もう全然自由です。その代わり、雨がひどくてデッキには出られません。船内で海から知床の大地を眺めますが、つまらない。説明の音声もエンジン音にかき消されてよく聞こえないし、同じような景色が延々と続くのでなんとも面白くなくて眠くなってしまいました。そうこうするうちにカムイワッカの滝に着いて、折り返しました。これなら知床五湖周遊ツアーの方が全然よかったと思いましたが、ちょうどその頃雨がやみました。そこで寒いのを我慢してデッキに出てみると、雄大な知床の大地が目前に迫っていました。寒々とした空の下に広がる手つかずの大地はとても神秘的でした。船内の窓から眺めるのと、デッキで直接感じるのでは全然違います。最後の最後で雨が止んだのはラッキーでした。

知床旅行の目的を達成して満足しました。そのまま朝ごはんに、2日連続でウトロ漁協婦人部食堂に行きました。ホッケ定食にもひかれましたが、最終日なのでやっぱり3種丼にしました。サーモンがとにかくおいしい。知床にまた来れたら、絶対また食べたいです。

お風呂で冷えた体を温めて、ぎりぎりでチェックアウトしました。3日間の知床旅行ももうおしまいです。北こぶしは高いだけあって、満足度の高いホテルでした。知床は15時過ぎるとやることがなくなってしまうので、居心地の良い高級ホテルでのんびり過ごすのは良い選択だと思いました。

まっすぐ帰るのももったいないので、網走に寄ってみることにしました。途中「天に続く道」を通ってみましたが、雨と霧でよくわかりませんでした。網走までは道の駅に寄りつつドライブです。知床の道路はまっすぐで信号などないのですが、陥没など凸凹で状態が悪く意外と走りづらいです。網走は普通の港町でした。流氷のシーズンだとまた違うのかもしれません。せっかくなので網走監獄にも寄ってみました。時間がないので中に入らなかったのですが、入場料が1500円はやや高いかなと思いました。桜が咲いていてきれいでした。

無事レンタカーを返却し、女満別空港に戻りました。セブンイレブンで売っていたメロングミがおいしかったのでお土産に3袋買いました。お土産屋さんに網走名物のかにめし弁当が売っていたので買ってみました。知床のおいしいご飯に慣れていたので正直あまりおいしくなかったのですが、駅弁と考えればおいしいのかもしれません。

新千歳空港では乗り換えが40分しかなかったので、外に出ずにそのままカウンターで待ちました。ラーメン道場に行きたかったのですが仕方ありません。かにめし食べておいてよかったです。そのためお土産を十分買うことができませんでした。無事羽田空港に着き、東京駅の一幻で最後の食事をしました。東京でも北海道の味を楽しめるなんて最高です。そして一幻のラーメンがやっぱり一番でした。

家に帰り妻と子供からお土産のしょぼさに文句を言われました。でも今年は4月から8月までにあと3回札幌に行くので、次はちゃんと買ってくると約束しました。

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