北欧旅行を終えて

学会旅行記

まず費用から振り返ります。

14泊15日の旅行での総費用は590138円でした。

1日当たり39346円になります。

日本から北欧までの飛行機代を除くと、総費用は364656円でした。

1日当たり24310円になります。

飛行機は最安、ホテルはエコノミー、飛行機やホテル代を除いた食費などの生活費を1日5000円以内にすることを目標として切り詰めていたにもかかわらずこの結果です。

北欧がいかに物価が高いか思い知らされました。

もし、中級以上のホテルにしたり、夕食を外食にしたりしたら、さらに多額の費用が掛かります。

それでも、十分に北欧を満喫できました。目標としていた観光スポットは全て回りきることができました。

ちなみに15日間で計283778歩も歩きました。

1日当たり18919歩も歩いたことになります。

お城と広大な庭園など、どうしても歩くことが多くなります。

次に、荷物について。

必須なものはパスポート、スマホ、クレジットカードです。

最悪これだけでも旅行は可能です。パスポートは当然ですが、電車やバスなどのパスチケットはほぼスマホ内で使用します。移動手段を調べるにもアプリは必須です。例えばコペンハーゲンはスマホがないとパスが入手できないので、とても不便だし高くつきます。今回は海外用eSIMを利用しましたが、特に問題なく過ごせました。

北欧はキャッシュレス化が進んでいるので、コンビニやスーパーの買い物からレストランまですべてカード決済です。しかも、タッチレス決済がほとんどでした。逆にカード無しでの旅行は不可能なのではないでしょうか。

持っていって良かったものとしては、

1位 水筒とティーバック

2位 電熱ベスト・ユニクロのウルトラライトダウンジャケット

3位 プライオリティー・パス

です。

物価が高いので、毎回お水を買っていたら大変です。また、寒いので暖かい飲み物が欲しくなります。基本的に北欧の水道水は飲むことができ、ホテルではポットが利用できますので、お湯を沸かしてお茶を作って水筒で持ち歩くことでお金を節約できます。

衣類の準備に関しては季節によると思います。10月は雪の降る前なので、風がないと暖かく、風が吹くと寒いことが多かったです。そのため、重ね着で調節するのが有効です。電熱ベストもウルトラライトダウンジャケットも、薄くてコンパクトながら温度調節ができるので、とても便利でした。特に電熱ベストは愛用しました。

今回は飛行機代を抑えるため、トランジットが多く、待機時間も長かったです。そのため、無料でラウンジが利用できるプライオリティー・パスはとても助かりました。ラウンジはとても快適でした。空港での待機時間が長い場合あった方が良いと思います。

不要なものは

現金と無駄な着替えです。

現金は一度も使いませんでした。日本円をそのまま持って帰りました。クレジットカードをスマホケースに入れておけば、お財布自体がいりません。

着替えは季節によりますが、今回は寒かったので、下着は5日分、上着やズボンは2セットで足りました。どうしても荷物は多くなるので、思い切って減らすのも大事だと思います。

ちなみにカップラーメンを5食分持って行ったのですが、なくてもよかったです。コンビニで菓子パンが比較的安く買えるので、それでも何とかなります。ちなみにカップラーメンをもっていくならお箸を忘れないようにしないといけません。お箸はなにかと便利です。

あと、どこにもボックスティッシュがないので、1個もっていけばよかったと思いました。

今回の旅行の、最大の目的であるオーロラとフィヨルドを自分の目で見ることができたのは貴重な体験でした。

世界遺産は

・スオメンリンナの要塞群(フィンランド)

・ドロットニングホルムの王領地(スウェーデン)

・スクーグシュルコゴーデンの森林墓地(スウェーデン)

・クロンボー城(デンマーク)

・ロスキレ大聖堂(デンマーク)

・フィヨルド(ノルウェー)

・ブリッゲン(ノルウェー)

と7個もめぐることができました。どれも素晴らしかったです。

個人的には「スクーグシュルコゴーデンの森林墓地」が一番でした。

旅行前、北欧4か国は違いがわからず、イメージもわきませんでしたが、実際に行ってみるとそれぞれ特色があり、首都に関しては結構違いがあります。その辺の感覚は実際に行ってみないとわからないと思いました。

戦争、円安、物価高、いろいろと障壁がありましたが、無事に旅行ができてよかったです。もしまた行けるなら、もっとはっきりしたオーロラを見たいと思います。

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