北欧旅行 1日目

学会旅行記

日本~ロヴァニエミ

ついに日本出国の日が来ました。8:30発のバスで東京へ向かいます。途中で大渋滞にはまったら飛行機に間に合わないな、と心配しましたが、いつものように定刻で到着しました。まだ残暑が厳しく半袖の人が多い中で、自分は北欧を意識して明らかに厚着なので浮いているのでは?と気になります。しかし、パジャマにウィンドブレイカーという恥ずかしい格好であり上着を脱ぐわけにもいかず、そそくさと羽田空港に向かいました。

無事チェックインが終わり、吉野家で牛丼を食べてから出国しました。

さて、今回は初めてpriority passを使うのが一つの目的でもありますので、事前に調べておいたTIATラウンジに向かいます。すでに8人ほどならんでいて、30分程待つかも、と言われましたが、実際には10分もせずに入れました。混んではいますが、ビールのみ放題で、食事もおにぎりや枝豆、カップ麺など十分あり、吉野家は要らなかったなと少し後悔したりしましたが、締めのアイスまできっちり頂いてから搭乗ゲートに向かいました。ラウンジは快適ですが、放送が入らないので乗り遅れないように注意が必要ですね。しかし、羽田空港国内線のラウンジは無料の食事などなく待合室といった感じでしたか、第3ターミナルのそれはとても充実していて、priority passすごい!って思いました。

最初の飛行機はベトナム航空でハノイまで5時間20分のフライトです。しかし、映画でシン・ウルトラマンがあったので、それを見ていたらすぐにハノイに到着しました。ハノイではトランジットで約3時間待機ですので、早速ラウンジへ。羽田よりも空いていて、席もゆったり使えます。僕の好きなフォーはなかったけど、似たような麺は頂けました。他にも生春巻きやビールなど、無料サービスが充実しています。さらに、シャワールームがあり、シャワーで疲れをとることが出来たのが嬉しかったです。

次はフランクフルトまで12時間25分のフライトでした。今回の旅行の中でも最も苦行の所です。でも、ここで寝ないとロヴァニエミの貴重な1日が潰れてしまうので、食事は断りルパフィン飲んだらそこそこ寝られました。到着前にガリレオの映画(沈黙のパレード)を見たら、ラスト20分のいいところでフランクフルトに着いてしまい、最後まで見られずに残念でした。

フランクフルトでは、EU圏に入ったため、入国審査を行った上でFINNAIRの搭乗手続き待ちでした。その間ラウンジを探したのですか、結局見つかりませんでしたFINNAIRはLCCなので、手荷物まで重量制限がありますが、ノーチェックで通過でした。フランクフルトからヘルシンキまでは2時間25分のフライトです。ここはNetflix見ていたら一瞬でした。途中、無料ドリンクのサービスがありました。

大分お腹が空いてきて、ヘルシンキのラウンジをすごく楽しみにしていました。ヘルシンキ空港は新しいらしく、おしゃれなお店やバー、ムーミンショップなどあり、ショッピングセンターみたいな感じで、ワクワクします。ラウンジも綺麗でした。しかし、ラウンジの受付で、3分しかないから、すぐに搭乗口に行けと言われました。チケットの時間を確認すると、もう搭乗開始時刻を過ぎているではありませんか!国内線の乗り換えの場合、大きな空港だと移動に思わぬ時間がかかりますし、乗り換え時間が短いこともあるので注意が必要ですね。空腹でしたので、ナッツ、ポテトチップス、水を売店で購入、今回初の買い物となりました。

ヘルシンキからロヴァニエミまでもあっという間でした。 

ロヴァニエミ空港では入国審査は無いので、荷物を受け取るだけです。スーツケースがくるくる回るところは2レーンありましたが、動いていたのは1レーンだけでした。サンタ仕様に飾り付けがされていて、雰囲気でていてとてもいい感じです。しかし、スーツケースがくるくる回るところから既に寒い。

空港から出ると、まだ明るいものの、バスがいません。前情報ではエアポートバスが安くて便利とのことでしたが、乗り場がどこかわからないし、そもそもタクシーが数台しかいません。ヨーロッパ人の旅行者はタクシー乗り場に並ぶかレンタカーのカウンターのどちらかです。タクシーは高いので、できればバスがよかったのですが、どんどん暗くなるし雪が降って来て寒いです。最悪タクシーが来なければ、空港から出られない可能性だってあることに恐怖を覚え、タクシーの列の最後尾に着きました。タクシーは客待ちなどなく、市内から空港に到着すると、並んでいる旅行者を乗せてすぐにいなくなります。自分の前の人を乗せたタクシーがいなくなると、タクシー乗り場に自分だけになりました。今のタクシーが今日の最後で、このままタクシーが来なかったらどうしよう!そんな不安を抱えていましたが、遠くからタクシーが来てくれた時の喜びと安心感は良い思い出です。運転手さんはとても優しくて、ロヴァニエミの気候や地理を話してくれました。まもなくホテルに到着しました。カードで問題なく支払いできました。

後はチェックインだけ。しかし、ここでまた大きな問題が出現しました。ホテルの入り口がロックされていて、明かりはついているものの中に人がいません。電話番号が書いてあって、何かあれば電話してみたいなことが書いてありましたが、今回は海外用のSIMなので電話できません。雪が降り暗くなっていく中で途方に暮れていると、中から欧米人が2人出て来ました。従業員かと期待しましたが、旅行者とのこと。フロントは無く、共用スペースと部屋しかないので、とにかくホテルに電話するしかないとの結論になりました。現金を持っていないと言うと2ユーロコインを3枚もくれました。電話ボックスなどないので近くのホテルで電話を貸してもらうと良いとアドバイスをもらい、電話できる場所を探そうとしたところ受付の中に人がいて片付けをしているではありませんか!窓ガラスを叩いて気付いてもらい、無事チェックインできました。どうやら受付は18時までで、タクシーを待っていたりして40分ほど過ぎてしまったようです。もし、片付けをしていた人がいなかったら自分はどうなっていたのか、考えたら怖いです。後でわかった事ですが、北欧のエコノミータイプのホテルは夜間に受付の人がいないところが多いです。そもそも受付がないところもあります。ドアの暗証番号がメールで届くタイプや、中に入ると名前が書かれた封筒が置いてあって中に鍵があるタイプなど様々ですが、基本的には事前にメールで確認しておくことが重要です。今回も到着時刻や遅くなる事を前もってメールで伝えておけば違ったのではないかと思いました。

とにかく、何とか部屋に入ることができました。部屋は清潔で、十分な広さがあり、シャワーのお湯は暖かいです。また、共用スペースには冷蔵庫やポット、電子レンジなどがあり、水を買わなくてもお湯を沸かしてお茶を飲めばお金の節約ができます。物価が高い北欧では、これはとても重要です。落ち着いたところで、晩ご飯を買いにスーパーへ行きました。夕食を外食にすると、ものすごくお金がかかります。また、スーパーのお惣菜が安くて美味しいので、下手に外食してよくわからないメニューをオーダーして失敗するより安心かつ確実です。とりあえずサンドイッチとビールを買って部屋で食べましたが、とてもおいしかった。そうこうしていると10時過ぎ、日本ならもう明け方です。色々あり過ぎて疲れもあり、シャワー浴びてすぐに寝ました。

本日の歩数: 12211歩 

本日の宿: Hostel Cafe Koti

本日の出費:

飛行機 130212円

空港での軽食 12.9€

空港から市内へのタクシー 27.4€

スーパーでの買い物 10.33€

ホテル宿泊費 10601円

合計 147882円

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