長崎旅行1日目

学会旅行記

2023年4月6日から、日本消化器病学会総会が長崎で行われました。

4月7日の午前に私の発表がありますが、今回の学会は長崎観光がメインです。

長崎といえば、世界遺産が2つもあります。おいしいものもたくさんあります。

そこで、今回の旅行はしっかり計画を立てて、行きたいところ、食べたいものをある程度決めていきました。

今回はその旅行を書き記しておきたいと思います。

4月5日(水) 1日目

午前の内視鏡検査はスタッフが早く終わらせるように調整してくれたので、11時長野発のしなのに乗ることができました。

これで長崎に19:23に着くことができて、ゆっくり晩御飯を食べることができます。

電車代は片道26850円!高いけど、飛行機よりは安いはず。

平日に旅行できる喜びをかみしめながらビール片手にしなのに乗り込みました。

しなの車内でビール飲むと具合悪くなるのわかっているのに、なぜか毎回、開放感からかビール飲みたくなってしまいます。

名古屋でのぞみに乗り換えた後は新幹線であっという間に博多です。

ゲームしながら行くつもりでしたが、しなの酔いで具合悪くなり半分以上寝ていました。

神戸~博多間はトンネルが多く、携帯電話のバッテリー消費が早いです。電源を切っておきましょう。

博多に着いたら、”特急リレーかもめ”に乗り換えます。

博多では在来線ホームに出ずに、新幹線ホームから特急に乗り込みます。

新幹線じゃなくて特急?長崎まで新幹線がとおっているはずでは?

など疑問に思いつつ、そのまま流れるように移動していきます。

約1時間ほどで武雄温泉駅に到着しますが、ここで”特急リレーかもめ”は終着で、全員一旦降りて新幹線”かもめ”に乗り換えます。ちょっと面倒くさいですね。

でもかもめ新幹線の中はすごくきれいです。2022年9月に開業したばかりなので、まだ半年ちょっとしかたっていませんから。木のぬくもりが感じられて落ち着く車内です。

調べてみると、どうやら佐賀県が金銭負担などを理由に新幹線に反対したらしく、佐賀県内(博多~武雄温泉)は新幹線が通っていないらしいです。たしかに、佐賀県民としては時間短縮効果が乏しいわりに値段が上がるので、新幹線が通るメリットは薄いのかもしれません。今後どうなるか気になります。

長崎~武雄温泉区間だけが新幹線になっていて、全区間乗車してもたったの24分間、距離は約66kmしかないそうです。車内は空いていて、とても快適でした。もう少し乗っていたかったくらい。

長崎駅も新幹線開業に伴い工事されたらしく、とてもきれいでした。

なかでも、かもめ横丁というレストラン街は、ガイドブックに載っているような有名店が集まっていて、ここだけで長崎名物を制覇できるほどのラインナップぶりです。

まず何を食べようか迷いましたが、やっぱり最初は「長崎ちゃんぽん」に決めました。

かもめ横丁には有名店である”蘇州林”様が入っています。

学会参加者らしきスーツ姿の方もちらほら。割と混んでます。でもおひとり様でも入りやすくカウンターもあるので安心。

そこで”ちゃんぽん”と”角煮まん”をオーダーしました。

まず来たのが角煮まん。朝から何も食べていなかったので、飲むように食べてしまって一瞬で消えました。すごくおいしい。普段脂身苦手だけど、この角煮は甘く煮てあってふかふかした生地と相性が良く、これ嫌いな人いるのだろうか。

次いで、ちゃんぽん。間違いなくうまい。リンガーハットとすごく大差があるわけでもないけど、安定のおいしさ。こんなの毎日食べられたら幸せだなぁ。

長崎初の食事に大満足して駅をでると、外はすごい雨。とても傘なしでホテルまで歩けなそう。

傘を買いに駅に戻りました。ここで、気になったことが1つ。長崎駅には壊れたビニール傘がやたら目に付くことです。トイレにもコンビニにも壊れた傘が捨ててあります。

一番安いビニール傘を買って外に出ました。すると、目の前を歩いていたおばさんの傘が強風のせいで半分折れ曲がっているではありませんか。折れた傘でしのぐことをあきらめたおばさんは普通に2本目の折りたたみ傘をバックから出して歩いていきました。

みんな傘が壊れちゃうのかな?予備の傘必須なの?すごいね、長崎。

ホテルは長崎駅から徒歩5分、Googleマップのおかげで迷わずに到着。

4泊5日で17000円と格安です。

どんなに汚い部屋かと心配していたけれど、中は清潔感あって、ユニットバスも部屋にありました。受付の方も親切で感じ良いです。畳に敷布団もいいね。

疲れたけどまだ9時前。そういえば、かもめ横丁は10時過ぎまでお店に入れたはず。

体重気になるけど、長崎では食べられるものは食べたい!そう思っていたので、雨の中かもめ横丁に戻って再度お店をうろうろ探索。

長崎で食べる予定がなくて、しかも一人旅でしか食べなそうなものといえば・・・トルコライスしかない。

これまた有名店の”ニッキ―アースティン”様があったので、そこで長崎のトルコライスを食べることにしました。トルコライスといえば函館で食べたくらいで、普段あまりなじみないです。

勇気を出して一人で入店すると、お客さんが誰もいない。こんな時間にトルコライスを食べる人はいないのか。Googleで調べてみると、初心者はNo.301の「チキンカツがメインのトルコライス」がおすすめらしいのでそれを注文しました。

重い。重すぎるよ。

ちゃんぽんと角煮まん食べた後でこれは無理だろう。

しかし、意外にもかつは柔らかく食べやすい。カレーの辛さも相まって、自然とスプーンが進み、気づいたらパスタまで完食しました。すごいね、長崎。こんなところにいたら太ってしまう。

ほとんど食べ終えたころ、女性が一人で来店し、やはりNo.301を注文していました。きっと食べ切ったことでしょう。

初日としては十分な戦果を出して、胸焼けに苦しみながら就寝しました。

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