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朝からお腹の調子が悪く、遅めのスタートとなりました。朝食はホテルが用意してくれたチキンバーガーを食べます。臭くなくて美味しい。その後、故宮博物館に行きます。士林からタクシーですぐでした。タクシーも150元くらい。故宮博物館は綺麗で立派で、とても広いです。3階に主な見所、と言うか、白菜と角煮がありますが、白菜は貸出中でした。とても残念。角煮は思っていたよりずっと小さくて、質感も何もよくわからなかったです。
それ以外にも紀元前の青銅器や宝飾品などいっぱいあります。息子はそれよりも階段に敷かれた真っ赤な絨毯が面白いようでした。2階と1階にも綺麗な書物や仏像などがあり、とても興味深いのですが、解説がよくわからないことと息子が飽きてしまっていたので、一通り見て撤収しました。10時から12時くらいまで、約2時間いましたが、一人ならまだまだいられたと思います。その後、博物館付属のレストランでご飯をいただきました。安い方もあるらしいのですが、その日は閉まっていたようで、高い方に行きました。高級ホテルの直営店らしく、高級な印象ですが、そんなに高くありません。それでも白菜や角煮は高めなので頼まず、小籠包と麻婆豆腐と、小籠包スープ、ネギパンを頼みました。どれも流石に美味しく、6000円くらいでした。
その後一旦ホテルに戻り休憩後に、いよいよ九份に向かいます。西門駅から市バスに乗るのですが、乗り場の記載がないのでinformation counterで教えてもらいました。外に出るとにわか雨が降っていて、傘が役立ちました。965番の市バスが九份と台北を結ぶバスで、悠遊カードが使えます。バスは綺麗でエアコンも効いており、非常に快適です。降りるタイミングも分かりやすい上みんな降りるので、迷うことはありません。1時間ほどかかり、4時頃到着しました。セブンイレブンの脇道から九份エリアに入ります。入り口近くにいきなり臭豆腐があり、息を止めて進みます。計3ヶ所くらい臭豆腐屋さんがありました。マジで臭すぎます。途中有名な細い階段を過ぎると行き止まりで海が綺麗に見えます。写真を撮り、細い階段へ行き、上から下まで歩きましたが、暑いので汗だくになってしまい、観光どころではなくなりました。
そこで、5時くらいに早々に阿妹茶酒館の向かいにある海悦楼茶坊に入り、飲み物飲みながら日が暮れるのを待つ作戦にしました。
お茶1杯120元とはいえ、あからさまに日暮待ちしていましたが、お店の人は気にする風でもなく、たまに写真を撮りながらのんびり待ちます。7時くらいに日が暮れて暗くなってくると、ガイドブック通りの綺麗な光景がテラス越しに見えました。提灯に光がともった阿妹茶酒館は台湾らしくてとてもきれいです。テラスで何枚も写真を撮っていると、気がつけば下にはものすごい数の観光客が写真を撮っています。早めにカフェで待っていて良かったと思いました。
とにかく観光客が多いので、早々に撤収することにしました。帰りのバスはセブンイレブンの入り口から坂を少し登ったところにあります。しかし、そこにも大量の観光客がいます。それでも、きちんと列を作っていて、バスになだれ込むようなことにはならないのがすごいところです。目の前でバスが定員になり乗れませんでした。結局、列の1番前になってしまい、すごく不安になりながらいつくるのかわからないバスを待つことになりました。しかし、ピッタリ30分後にバスが来て、混乱もなく列どおり乗れました。バスは綺麗だし、中国のイメージとことなりしっかりしているなと思いました。
ホテルに戻ってから、士林夜市にリベンジです。
市場にある辛發亭というかき氷屋さんでタピオカかき氷を食べました。大きいけど美味しいので、お腹の調子が心配だけどぺろっと食べられました。
今回は、臭豆腐店の前で息を止めるという原始的な作戦で匂いを避けることにしました。これにより、食欲がなくなることなく、屋台ご飯にチャレンジできました。まずは1番行列の長いエリンギ焼きを食べることにしました。味付けを2つ選ぶとのことで、海苔味と塩味をチョイスして購入し、近くのお寺に座って食べました。普通の焼きエリンギの味ですが、八角臭くないだけで美味しく食べられました。その後は、胡椒餅、牡蠣オムレツ、魯肉飯、顔の大きさほどもある鶏唐揚げなど買って食べてみましたが、どれも八角のくせが強くて食べきれませんでした。最後にタピオカ専門店でタピオカミルクティーを買いました。たくさん種類がありすぎて、どれにしようか悩んでいると、たまたまお店に来ていたお客さんが日本語で説明してくれました。変に英語で話すより日本語の方が通じるところも台湾の良いところだなと思いました。
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