ウィーン旅行2日目

10/14 月曜日　2日目　ザッハー、学会参加、ベルヴェデーレ

飛行機の到着が少し遅れたのと、入国に時間がかかり小林先生との約束の時間に間に合いそうになくなりました。そこでホテルには寄らずに直接カフェザッハーに向かうことにしました。まずは空港で円をユーロに両替します。今回は3万円分両替しましたが、トイレ以外ではユーロ通貨を使うことはないと思うので、手数料分損をするため両替しなくても良かったかもしれません。

オーストリア連邦鉄道（OBB）の特急でウイーン中央駅に行けば4.5ユーロなのですが、CAT（成田エクスプレスみたいな電車）で行くと14.9ユーロもします。時間はどちらもほとんど一緒ですが、寝不足で思考力が低下していたので小林先生にLINEで全部聞いたままにCATの切符を買い、なんとか時間に間に合いました。小林先生がウイーンミッテ駅まで迎えにきてくれました。そこでOBBの72時間フリーパス１７．１ユーロを無事購入し、地下鉄でカフェザッハーに行きました。地下鉄のStephanplatz駅を出ると目の前には巨大なシュテファン教会がいきなりあり、ウイーンに来たと実感します。

すごい立派で写真映えもする教会で感動しました。ザッハーは有名店なので行列ができていると予想しましたが、開店後すぐだったので並ばずに入店できました。岩谷先生も合流し、おじさん3人でザッハートルテセットを頼みました。ザッハートルテはもっとダル甘いのを想像していましたが、意外と食べやすくて美味しいです。一方コーヒーは生クリームが乗りすぎていて、飲み方を間違えたのかわかりませんがコーヒー味のホイップを飲んでいる感じでした。これはいまいちでしたが、ウイーンではこれが人気みたいです。

ザッハーでウイーンや学会の雑談をしました。お会計は3人まとめて約1万円。高いです。チップも10%払います。実はチップを払うようなお店に入ったのは今回の旅行でこの時だけでした。その後、メイン通りを散歩してお土産を買うのに付き合い、教会の中身を見たりモーツアルトが住んでいた家に行ったりして、解散しました。

ホテルはウイーン中央駅の近くで、すぐにわかりました。11時くらいでしたが、部屋が空いているとのことでチェックインさせてくれました。シャワーを浴びることができて、だいぶさっぱりして気力も回復しました。そこで、予定を変更してベルヴェデーレ宮殿に行ってみることにしました。ホテルはウイーン中央駅とベルヴェデーレ宮殿に近い非常に便利なところにあり、徒歩でベルヴェデーレ宮殿に行くことができます。

ベルヴェデーレ宮殿の中は美術館になっています。敷地に入り門をくぐると池の奥に巨大な宮殿があります。ちなみに池は、昔は冬になるとスケートリンクになったそうです。宮殿はさすがオーストリアという感じで、感動します。また、庭園が広大でとても綺麗です。実は今回の旅行ではベルヴェデーレ宮殿よりはるかにすごい建物が目白押しだったわけですが、シュテファン教会に続いて初の宮殿だったため、ものすごく感動しました。まずチケットを購入し、美術館を見学しました。クリムトの接吻や、教科書に載っている馬に乗ったナポレオンの絵などが見どころです。すごいのでしょうが、美術は苦手です。その後、庭園を一周します。これも今回の旅行の中では小さい方なのですが、それでも十分広大で、綺麗でした。ちなみに下宮の中に入るには別料金であり、中には入りませんでした。

ベルヴェデーレ宮殿を満喫し、ウイーンでのやりたいことの大きな一つがいきなりできてしまったので安心しました。一旦ホテルで休んだ後、地下鉄でUEGの学会会場に行きました。ウイーンの地下鉄はシンプルなのでとても使いやすいですが、駅名がドイツ語表記で読めないので覚えづらいです。広場（plz）や駅(bahnhof)といった単語だけでも覚えておくと良いです。学会場は駅を出ると目の前にあるので、簡単に辿り着けました。ネームプレートをゲットして、とりあえず今回の旅行の目標達成です。学会場は広くて企業ブースもかなり広く、人も多いです。また、ポスターのオーラルセッションでは参加者が多くて焦りました。ちょっと軽く発表してくるような感じではありません。怖気付きましたが、こういうところで発表できるようにならないといけないなと改めて感じました。学会バッグのもらい方がわからずウロウロして、バッグをゲットし、学会会場で写真を撮った頃にはだいぶ眠気が強くなってきました。

ご飯を食べようとしましたが、どうにもオープンテラスに一人で入る気がしません。しかもどこも割と混んでいます。そこで、ホテルの近くの小さなお店でフィッシュシュニッツェルバーガーをテイクアウトしました。これがとても美味しかったです。シュニッツェルは美味しくないと聞きましたが、サンドイッチで食べればすごく美味しいです。その後ホテルに帰ると、さすがに強烈な眠気が来て、7時頃に少し寝ようと横になったら翌日の夜中まで寝てしまいました。時差7時間は大きいです。