ウィーン旅行3日目

学会旅行記
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10/15 火曜日 3日目 シェーンブルン、王宮、マクベス

時差ボケと、昨夜早く寝たため朝4時頃と早く起きました。

とりあえずやりたかったことの1つとして早朝のベルヴェデーレ宮殿のお散歩をすることにしました。7時はまだ薄暗いですが、ホテルを出て散歩します。流石に寒くて、ウルトラライトダウンがここでも活躍しました。2日連続のベルヴェデーレ宮殿ですが、早朝と日中では景色が違って見えます。まず人が少ないです。ランニングをしているウイーン市民がたくさんいます。朝のランニングはいいですね。のんびり散歩してなんか得した気分になり、一旦ホテルに帰りました。

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その後、ついに世界遺産のシェーンブルン宮殿に向かいました。地下鉄で簡単にシェーンブルンまで行けます。朝一番で着いたので、まだ空いていました。小林先生から日本語のオーディオガイドがあるグランドツアーが良いと聞いていたので、グランドツアーをチョイスしました。シェーンブルン宮殿はさすが世界遺産だけあって、ベルヴェデーレ宮殿よりさらに大きいです。

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入り口から少し進むとお箸箱のようなオーディオガイド用のプレイヤーを渡されます。部屋毎に番号があり、その番号を入力するとその部屋の解説が流れてくる感じです。中に入るとオーディオガイドに従って進むので、ほぼみんな同じペースで進みます。ハプスブルク家の歴史や当時のライフスタイルを知ることができて、とても興味深かったです。

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宮殿内部を見学し終えてから、売店でサンドイッチを買って、ベンチに座って一人で食べます。水筒にお茶を入れてきたので、暖かさが沁みました。その後、シェーンブルン宮殿の庭園に行くわけですが、この庭園が素晴らしいです。シェーンブルン宮殿の凄さは建物よりも庭園かもしれません。まずとんでもなく広大で、中に動物園があるくらいです。さらに奥にはグロリエッテという建物があり、ここに登ると庭園とシェーンブルン宮殿を一望できます。登には別料金が必要ですが、まずグロリエッテにいくには小高い丘を登る必要もあり、ここまで来たら是非登ったほうが良いです。絶景です。天気にも恵まれ、最高でした。かなりゆっくりしてから丘を降り、噴水の裏からシェーンブルン宮殿の写真を撮り、満足して帰りました。

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午後は王宮見学です。シュテファン大聖堂からメイン通りを歩き、王宮まで行きました。

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王宮もかなりでかいし、周辺に美術館やら自然博物館やら立派な建物が乱立しているので、午前の疲れもあってすごいなとしか思いません。

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とりあえず行ってみたかった国立図書館に行ってみます。図書館なのに入場料として10ユーロ必要でした。しかし、ここはすごいです。まず、図書館といっても現役の図書館ではないです。中世の図書館が時間を止めてそこにあります。美女と野獣でベルがいた図書館はここをモデルにしたらしいですが、ハリーポッターの世界観にも似ています。予想以上に綺麗で歴史を感じられ、是非行ったほうが良いです。

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その後、あまり惹かれはしなかったのですがsisi博物館に行ってみました。ここもオーディオガイドに従って進みます。説明は半分くらいシェーンブルン宮殿の説明と被りますが、sisiの人生や苦悩に触れられるので、興味深くはあります。しかし、展示室や展示品が多く、説明も長いです。そのため、結構時間がかかります。立って聞いているので体力も使うし、歩行距離も長くなります。かなり体力を消耗しました。

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7時から国立歌劇場でマクベスのオペラ見学を予約してあるので、Yシャツとジャケットに着替えに一旦ホテルに戻ります。その前にスーパーに寄ってサラダやフルーツジュース、ビールを買ってみました。オーストリアは外食すると高いですが、スーパーはかなり安いです。ビールは500mlで0.88ユーロと日本より安いです。水も安いので、わざわざお湯をもらう必要がありません。北欧に比べればだいぶ生活しやすいと感じました。ホテルでチケットを確認すると、マクベスは180ユーロでした。あれ?、3万円の両替で受け取ったユーロより高い。オペラ座の怪人も約3万円でした。どうやら1ユーロ160円だから160ユーロで1万円と、謎の計算違いをしていたみたいです。チケット代が1万円~1.5万円くらいのつもりでいたので、結構ショックでした。しかし払ってしまったものは仕方がない。満喫することにします。sisi博物館で時間をくったため開演時間に結構ギリギリで焦りましたが、D番の路面電車のおかげで30分前には到着できました。

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まず、国立歌劇場が大きくて立派です。ライトアップもされていて綺麗です。中に入るとめちゃくちゃ混んでいます。中もめちゃくちゃ綺麗です。ドラマで出てきそうな荘厳さです。さすがです。正装した白人がたくさんいて格調高い感じです。

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お酒飲んでいる人も多いです。高いチケットだったので、中の前の方の席に案内されましたが、特別なサービスはありませんでした。ホール内もすごいです。一見の価値ありです。立ち見席は5階にあり、高すぎて高所恐怖症の私には無理だなと思いました。椅子の前には小さなモニターがあって、日本語も含め10個くらいの中から言語を選べます。するとセリフの日本語訳がリアルタイムで表示されます。そういうところもさすがです。席は前から12列目だったので、舞台前にいるオーケストラも見えました。アジア人はそこそこいました。一人で来ている人は少なめでしたが、隣の白人も一人でした。

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マクベスのオペラは若干原作と異なるように感じました。まず最初の3人の魔女ですが、予言をする魔女を表現するのが難しいためか、多くの男女が全裸で登場して地獄の死者のような動きをするという、信じられないような演出になっていました。目が悪いので本当に全裸なのかは明かりませんでしたが、かなり異形な感じはでています。セリフの日本語訳のおかげで、内容はかなりわかりやすいですが、原作だと影の薄いマクベスの妻がものすごく目立ちます。なんならマクベスより印象に残っていたかもしれませんし、実際最後の拍手でもマクベスの妻が1番拍手をもらっていました。また、背景のセットなどはなく、枝を頭につけて動くなどのお遊戯のような要素も一切なく、基本的に歌と演技だけで伝えるところもさすが国立歌劇場だと思いました。しかし、3時間のオペラは観光疲れした体にはかなりきついです。また前の白人老夫妻の頭が邪魔で視野が不安定になったせいか、偏頭痛を起こしてしまいました。これもきつかったです。とにかく狭い席に長時間じっとしているので、思ったよりも疲れました。

その後、せっかく夜にウイーンの中心地にいるので、昼に見た頭上にライトがたくさん飾られていたコールマルクト通りでライトアップされた街並みを見てみようと街中まで歩いてみました。しかし、電灯はついていないので期待していたような景色は見られませんでした。

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岩谷先生にお勧めされたfive guysのハンバーガーを夕食として買って食べてホテルに帰りました。この日の歩数が29367歩と、今回の旅行で最多でした。夜に初のビールを飲んでみましたが、安いのにすごく美味しかったです。

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