長崎旅行5日目

学会旅行記

4月9日(日) 最終日

ついに楽しかった長崎旅行も最終日。

今日は長崎から陸路で長野まで帰らないといけません。18:40名古屋発の”しなの”に乗らないと明日の朝に間に合わなくなります。ただでさえ4月の初めの忙しいところを休んだのに、これ以上休むとか、絶対に言えません。

さらに、今回長崎で思いついたことがありました。それは、

佐賀にも寄っておきたい。

48都道府県をマスターするためにも、せっかく佐賀県を通るのだから通過するだけではもったいない!というわけで、急遽本日の予定に佐賀県の武雄温泉を組み込んだのでした。

最終日は6:49長崎発佐世保行きのシーサイドライナーに乗ることから始まります。

6時起きして前日まとめて置いた荷物を背負い、ホテルにさようならをします。

ありえない低価格と良心的なサービスを両立していただき、本当に助かりました。

シーサイドライナーは約2時間乗っています。ハウステンボス駅でハウステンボスを見るくらいしかありませんが、Switchがあるので退屈しません。

佐世保に着いたら、さっそくパールリゾート九十九島行きバスに乗りに西肥バスターミナルに向かいます。しかし、そこで衝撃の事実が判明します。

バスが予定の時間と違っていて30分以上待たなければならず、10時の遊覧船に間に合いそうもないのです。

そもそもパールハーバー九十九島って佐世保のメジャー観光地のはずなのに、交通の便が悪すぎませんか?1時間に1本もバスがありません。

しかし、今日は時間に余裕がないので、個人旅行における禁断の封じ手、タクシーを使います。

さすがタクシー、一瞬でパールハーバー着。10時の遊覧船にも余裕で間に合いました。

しかも、10時30分の遊覧船は当面運休とのこと。危なかった。

お店も開いていないので、10時の出港までヨットハーバーを眺めながら散歩して時間をつぶします。それでも海が見えるので、長野県民からすると楽しいです。

10時に九十九島遊覧船が出港です。意外と人が多くてデッキは満席です。

席は自由なのですが、基本上の方が良いです。また、出港してしばらくは進行方向に向かって右が海、左が陸なので、右側の方が楽しめると思いました。

九十九島は島がたくさんあるという意味ですが、実際には200以上島があるそうです。だいぶ控えめなネーミングだったんですね。

島はそれぞれ所有者がいるらしいです。自分の島があったら楽しそうですね。管理とか大変なのかもしれませんが。結構遠くの島にも釣り人がいました。天気が良かったので気持ちよさそうです。こんなところに来れるなんて贅沢ですね。

島がいっぱいあります。軍艦島の時のような激しさはなく、穏やかにクルージングを楽しみます。

大学時代にヨット部だったせいか、海に出るだけで楽しい。約50分のクルーズでしたが、程よい長さで、大満足でした。これで1500円はお得です。

パールリゾート九十九島の施設内にお店が複数あり、佐世保バーガーが食べられるお店もありましたが、佐世保駅行のバスがちょうどすぐに出るタイミングだったので、楽しむ余裕もなくバスに乗り込みました。これを逃すと次は1時間後なので、タクシーに乗らないといけなくなってしまいます。

そして、もう一つ目的がありました。

佐世保には長崎で一番おいしいとされる”らーめん砦”様の本店があるので、バスから降りて並べば食べられるかもしれないのです。

お店は佐世保駅から若干離れていましたが、重い荷物を持ったまま速足で駆け付けます。開店の15分前くらいに着きましたが、15番目くらいでした。予想通りの人気ぶりでしたが、電車までに1時間ほどあるので何とか食べられるはず。

そして、幸い開店後30分待ちくらいで卓に着くことができました。

「来世は公務員になりたい」などの個性的なメニューが並ぶ中、新参者は「砦」をオーダー。

貝白湯ってどんなだろう。でも絶対においしいに違いない。

麺を食べ終わったら、ダンクライスをオーダーすると、スープにご飯を入れて2度楽しめます。

めちゃくちゃおいしいです。さすがです。

私、塩分を気にするので、基本ラーメンの汁は残します。しかし、おそらく生まれて初めてラーメンの汁まで完食しました。これ以上の説明は不要でしょう。

大阪にもあるらしいので、是非また食べに行きたいです。せめて東京にも店舗があればよいのに。でもきっとそのうちできるでしょう。この感動は函館の”一幻”様以来でした。

予想外の収穫が得られて、もうさすがに長崎で思い残すことはないと思いきや、まだありました。佐世保バーガーを食べずに帰れません。

幸い、佐世保駅には駅の中からも外からも買える、”ログキット”様があり、そこに電話してオーダーしておき、佐世保駅で電車に乗る前に受け取ります。便利ですね。ここは妥協せずにレギュラーサイズをオーダーし、ホームで受け取って特急みどりに乗り込みました。

電車の中で対面した、長崎最後のご飯、佐世保バーガー。

しかし、でかい。マックのハンバーガーとは子供と大人くらい違う。

しかもこっちはラーメンにライスまで完食してきたばかりだというのに。

満腹感を必死に抑え、一口食べる。大きすぎて口に入らない。

え!?、うまい!。アメリカ人が食っているハンバーガーってこんなにもうまいものなのか。

まず、肉がうまい。卵が甘くて、肉と合う。そして全体の調和による相乗効果がすごすぎる。

まさか、ラーメンライスを食べた後に巨大バーガーを1人で電車の中で食べきるとは思わなかったが、余裕で食べてしまったのだから本当においしかったのだろう。是非また食べたい。

そして最終目的地の武雄温泉で下車。ついに佐賀県にも訪れることができたのだが、残念なことに、佐賀県の滞在時間は次の電車までの1時間しかない。

ここでのミッションはただ一つ、武雄温泉に入ること。

駅の名前にもなっている有名な温泉街を目指す。しかし、気温は高く、荷物は重い。しかも、思ったより遠い。駅から10分必死で歩いてもつかない。ちなみにここにも”らーめん砦”様のお店があります。

やっと着いた。道中には看板がいくつもあるので、迷いませんでした。

門をくぐるとすぐに公衆浴場があります。たくさんの人が出入りしていて、活気があります。

入浴時間は着替えも含め30分しかないので、急いで入浴。荷物は棚の上に置いちゃいました。

中にはぬるめの風呂と熱めの風呂の2種類があるのですが、おじいちゃんたちほぼ全員がぬるめの風呂で長湯しているではありませんか。ぬるめのお風呂に入ろうとしても居場所がないのです。

よそ者は熱い風呂に入れということでしょう。しかも時間がない。熱い風呂に入るしかないと覚悟決めて入りました。雲仙温泉と同じくらいな感じで入れなくはない。野沢温泉のほうが熱いです。

しっかり温まって、急いで武雄温泉駅まで歩きます。駅に着くまでにまた汗だくになってしまいました。

あとは博多で新幹線に乗り、名古屋で”しなの”に乗るだけです。

忙しいスケジュールでしたが、予定していた以上に、らーめん砦をたべ、佐賀に寄り、無事に帰れてよかった。

いつもそうですが、新幹線内は充電もできるし、Switchしながら快適に一瞬で目的地に着きます。すごいですね。

そして恒例の名古屋駅のしなのホームでのワンコインきしめん。

なんだかんだで結局これが一番うまい。帰ってきたことを実感して安心するからかな。

23時頃家に無事ついて、今回の旅は終わりました。これからしばらくはダイエットを頑張らないと。

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